エレキギター編
TOKAI ST-80R
現在使用中のメインギターがこれですが、購入したのが1982年ですから いつのまにかビンテージギターの
仲間入り?になってしまうほど、ずっと愛用しています。とはいえ、ネックはフレットが減りすぎてしまったり
倒したり落としたりで折ってしまったりで、3本目のネックです。現在はブレードで作ってもらったものがついていますが、
オリジナルのネックのほうが鳴っていた気がします。オリジナルのは三角ネックで、ローズ指板ですごく薄いものが
貼ってありました。塗装も薄めのラッカーで音もグリップも気に入っていたんですが、Rがきついのとフレット磨耗の為、
現在は押入れの肥やしになっています。
ピックアップはギターを購入したその日にシェクター(モンスタートーン)に交換するという暴挙に出たため、
オリジナルの音色は分かりません。このピックアップは、とにかく音が太いというのが特徴でしたが、その代わり、
シングルの良さがあまり感じられませんでした。現在はEMGのSA SA 81という組み合わせを使用しています。
このピックアップは、とにかくノイズに強い!!というのが最大の特徴ですがシングルに関しては、
超高域のおいしいところが今一つという感じです。
トレモロユニットに関しても、シンクロナイズド→ET(知る人ぞ知る)→フロイトローズ→ウィルキンソンという具合に
交換してきましたが、現在は所詮飛び道具だという心境に落ち着いてしまい、ほとんど使っていません。
正直言ってなぜこのギターを長年使っているのか、自分でも不思議です。
たぶん、腐れ縁という奴でしょうか・・・。
エレキギターというのは、ギターだけでは音を作るわけにはいかず、当然アンプの影響も大きいので、
ギターよりもアンプでしょう!!というのが本音です。
なおこのギターは、CD「電気的古典」のラグリマの一部とNo.9の全編、「デジクラ」の大半で使用しています。
興味のある方はCDのコーナーで試聴してください。
TOKAI LS-100
一時期どうしてもレスポールが欲しくなった時期があり、さんざん探して購入したのがこのギターです。
70〜80年代の国産コピーモデルは、割と人気があり、TOKAIフリークも多いようです。
実際、このギターも良く出来ています。
ピックアップはDimazioのPAF Proがオリジナルから載せてあり、割と抜けの良いひずみが合います。
その代わりそんなに太い音はでませんが・・・。
レスポールの音のイメージは、人それぞれだと思いますが、自分は、ひずんだ音でロングトーンにビブラートを
かけたときの音色が変わるところが無性に色っぽく思い、これぞレスポールというイメージなんですが・・・。
しかし、実際に使うとなると重いし、ハイポジションが弾きずらいしで、ついついストラトを持ってしまうんですよね。
あまり使う機会が少ないこのギターですが、色(サンバーストの具合)と控えめな玉杢が気に入っており
なかなか手放せません。これから、もっと積極的に使ってやろうと考える今日この頃でもあります。
このギターはCD「デジクラ」の主よ人の喜びよと、カルメンで使用しています。
GRECO SPACEY SOUNDS(型番不明)
テレキャスターは、怖いんです。飾りっけの無い素直な音が、弾き手のごまかしを許してくれません。
逆にいえば、感情を一番素直に出してくれるのですが・・・。
このテレキャスコピーモデルは、友人からただ同然で譲りうけたものです。ボディーは1ピースのアッシュで、 割と重た目のギターです。ピックアップの配線を改造してフロントとリアの直列の音も出せるようにしてあります。
この直列サウンドも、なかなかオツで、暖かみのあるシングルサウンド?がメロとかに良く合います。
弾き手に厳しいこのギターですが、ここ一発というときには頼りになります。
CD「電気的古典」のカノンと、「デジクラ」の威風堂々のソロは、このギターで録りました。
YAMAHA SA-15D
一目ぼれです。カッコよすぎです。音なんてどうでもいいんです。表板がベニアでもいいんです。
とにかく、妙に不恰好なそのルックスが気に入っています。
音は、アンプから出すと、どうってことない音なんですが、生音が割といけるんです。なんだか、イナターイ感じの
やさしい音で、ついつい爪弾いてみたくなる。そんな音がします。CD「電気的古典」のラグリマで使用しています。
このギターは、1960年代に作られたらしのですが、何年か前に復刻モデルが出たようです。
そちらのほうが、実戦には使いやすいとは思いますが、レトロさがスポイルされてしまったのが残念です。
ギターを選ぶ時、音より格好で選んでしまっても後悔しなかった。そんな強気なギターです。